【転載連載】市長選の告示日を迎えて 田中しんすけ福岡市長候補

【市長選の告示日を迎えて】※田中しんすけFBより転載連載

いよいよ始まりました。
今朝は市議会議員時代からお世話になってきた平尾八幡宮で必勝祈願を兼ねた出陣式を開催頂きました。

タスキ掛けはいつもお世話になっている自治会長から。市長候補のタスキを初めて肩にかけ、改めて今日からの戦いが持つ意味の大きさを実感させられました。
天神ツインビル前での出発式では大勢の仲間の皆さんに激励を頂きました。これを皮切りに、駆け足ではありましたが市内7行政区を回って、第一声を届けました。

きょうからの選挙戦、その日の運動の報告と併せて、私が掲げている政策の中身についてお知らせをしていきたいと思います。
初日は「持続可能な社会の実現」について。

福岡市は、地球温暖化防止に向けた脱炭素の取り組み、いわゆるカーボンニュートラルの実現を政府目標よりも10年前倒し、2040年に実現することを掲げています。ですが目標年次が明確になっている割に、そこに至るまでの道筋ははっきりしていません。

二酸化炭素の排出量を部門別に見ると、輸入したエネルギーを電気やガスなどに転換する「エネルギー転換部門」を筆頭に、産業部門、運輸部門、業務その他部門、家庭部門と続きます。人口160万人を超える大都市である福岡市が果たせる役割は決して小さくありません。脱炭素の大きな流れを作っていく視点に立って、まずは公用車のEV切り替えを急ぐとともに、充電スポットなどの施設整備を加速させなければなりません。

また、家庭部門での二酸化炭素排出削減モデルを示すために、家庭へのエコ技術導入にポイントを付与するなどのインセンティブ制度を創設します。福岡市で出される燃えるごみの2割を占めるとされる「食品ごみ」については、徹底した削減を続けるとともに、バイオエタノールや農地を豊かにする肥料の原料とする「資源活用」を推進しましょう。

福岡市がいま掲げている2040年のカーボンニュートラル目標を踏襲しながら、具体的なロードマップを可能な限り早く示せるように取り組む決意です。現状では役所のかけ声に留まっている感のあるカーボンニュートラルを、多くの市民の共通の目標の域に高めること、みんなの協働作業にすることが、将来にわたって持続可能な社会を実現していく大切な一歩になると確信します。

さて、きょうは市内各地に設置された法定掲示板に、ポスターが貼り出されました。これを貼って下さったのもまた、市政を変えたいという願いを共有する仲間の皆さんです。一人ひとりの動きは目立たなくても、一枚一枚のポスターにはそれぞれの想いや、手のひらのぬくもりがこめられています。

この場を借りて、心からの感謝の気持ちをお伝えし、自身の体力と精神力の限りを尽くして戦い抜くことを改めて誓い、初日の選挙運動の締めくくりとします。

田中しんすけ

 

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