【動画・全文書き起こし】田中しんすけ 福岡市長候補 天神ソラリアステージ 11/12

【動画・全文書き起こし】田中しんすけ 福岡市長候補 天神ソラリアステージ 11/12
#田中しんすけ #福岡市長候補 #街頭演説 #全文書き起こし

みなさま、こんばんは
市長候補の田中しんすけです

本日はこの土曜日遅い時間帯に
こうやって多くの皆様に足を止めて
お集まりいただきました

誠にありがとうございます
今回の福岡市長選挙
今週日曜日に告示をされて本日が7日目
そしてこのマイクを使える時間も
今日残すところあと2時間を切ったところです

今回福岡市長選挙
これを通じて今までのこの12年間
この福岡市の良いところが
どんどんどんどん実は壊れかけている
そういうことが明らかになってきています
今回の福岡市長選挙で何が問われているのか

それは見せかけだけの元気や成長
これを追い求めて市民の暮らしを顧みない
そんな市政をこれからも続けていくのか
それともこの街に暮らす一人ひとりが
成長と豊かさと安心を実感できる
そんな新しい街づくりに取り組んでいくのか

これが問われる
大きな意味のある
福岡市長選挙です

この12年間
是非皆さん思い出してください
今日は天神にいます
そして先ほど博多駅にいました

天神博多は確かに人が多くて
賑わってるように見える
そしてなんとなく
この街も成長してるように感じる

そうお思いの方が少なくないかもしれません

「しかし実態はまったく違います」

先ほどの塩村参議から
ご紹介がありましたけれども

「この12年間で皆さんの収入所得というのは
実は全く増えていない」

他の政令指定都市や九州の他の場所では
この収入所得伸びてるんですよ

だからある意味みなさん
騙されてると言っても
私過言ではない

福岡市は元気だ賑やかだ成長している
全くそんなことないですから

私はまずそのことを
この福岡市民の皆さんにお伝えをしたいと思います

豊かになってないどころか
日々暮らしが厳しくなっていく
そして将来への不安がどんどん大きくなっていく
それがこの福岡市にお住まいの皆様の
大多数の思いではないでしょうか

だから私はそれを変えていきます
この壊れかけている暮らしを
まず変えて行くんです

皆様が家庭で自由に使えるお金を増やしていく
事業者の皆さんの売上利益を伸ばしていく

そうやってまずは暮らしの底支えを
事業経営の下支えを
まず速やかに行っていかなければなりません

そして特に子育て世帯の皆様
ぜひ聴いていただきたい

先程もご紹介ありましたけれども
この福岡市
子供を持った
いわゆるファミリー世帯と言われる方々が
12年間でどんどんどんどん外に出ていてますが
なぜか?

それはこの福岡市が

「子供を産み育てにくい街になってしまったからなんです」

この12年間で
こういう大きな大きな福岡市の変化が起きている事
是非皆さんは知っていただきたい

なぜこんな風になってるか
今子供産んで育てていく
そのための費用がとてもかかるからなんです

今特に
ファミリー世帯の方が頭を悩ませているのは
住居費の問題です

今まで二人で夫婦で暮らしている時は良かったけれども
子供が出来て
少し広い家に引っ越そうとした時に
実は手ごろな家賃の家が見つからない

こういうことが
今どんどんどんどん増えてるんです
だからまず私は

このファミリー世帯への住居費を下げていく
引っ越し費用を低減していく
そういうことをまずやっていきたいと思ってます

それから今保育料すごく高いんですよ
この保育料軽減していきます

さらには

「学校給食の無償化」

これ今大阪が始めました
大阪が始めて
この福岡ができないわけないんです
やる気の問題です

この学校給食の無償化は
私すぐにでも取り組んでいきますから
そうして
地産地消で体に健康に良い
そんな給食を少し時間かかるかもしれませんけど
それも実現していきますから
(ありがとうございます)

そうやって
皆さんが家庭で自由に使えるお金を増やしていく
事業者の皆さんの売上利益を伸ばしていく
そのお金を増やして
この街で
この福岡市で使っていただく
消費していただく

そうすることで
この街に暮らす一人ひとりが
豊かさと成長を実感できる
そんな新しい経済を
ぜひ皆さんと一緒に作っていきたいと思っています

今の福岡市は一部の力のある人たちが
この成長引っ張る街になっています
これは国でもそうですよ
いわゆるトリクルダウンと言われる経済構造です
でも、これはもうすでに破綻しています

国を見てくださいよ
12年間かけて一生懸命そうやって強い人が儲けて
その儲けを市民に行き渡らせると言ってきた
国民に行き渡らせと言ってきた

「だけど全くそうなってないじゃないですか」

で実はその国の真似を一番してきたのが
全国の中でもこの福岡市なんです

だから皆さんの暮らしは豊かになるどころか
日々の暮らしが厳しくなっていく
そういう状況は実は
この12年間の市政が生み出した結果なんですよ

だから変えないといけない

暮らし重視
まずは暮らしを変えていく

そして「まちづくり」の話させてください
今日は天神に来ています
私の後ろ今空き地になってますけれども
昔はイムズがあった天神コアがあった福ビルがあった
それが今ビルの建て替え行っています

天神ビッグバンというやつです
しかし皆さんこの天神ビッグバンは
今マスコミ報道でも日々大きくなってますけど

「これ実は失敗だったんじゃないか」

という声が多くなってます
それなぜか
実はこの12年間
この天神地域にオフィスを
どんどん増やしましょうって
言ってやってきたんですね

でも見てください
今オフィス全然うまらないんですよ

そして空床率5%という数字
今これを超えています
で民間の予測では
これが8%まですぐに増えると言われている

そんなことやったら
これからまだどんどん新しいビルが建つんですよ
そしたら事業者の皆さんにとってもね
怖い話なんです
こんなの続けていいのかって

だから実は
この天神ビッグバン
私見直していきたいと思ってます
具体的にどうするか

市民のための天神ビッグバンです

この天神エリアオフィスばっかりじゃなくて
皆さんが文化芸術音楽活動を自由にできる
そんなホールや公共施設を作っていきます
そして緑をもっと増やして
公共スペースももっと広くしましょうよ

先ほど稲富代議士が言ってましたけれども
今後ろ車がたくさん通ってますね
私これ10年かけて
この天神エリアで車が走れない
私そういう街にしていきます

その代わりどうするのか
私は新交通システム
次世代型の路面電車を導入して
そしてほとんど歩道にしますよ
車道と歩道を入れ替えるぐらいの勢いで
私この天神変えてきますから

そうやって天神も博多も

人のための
市民のための開発を

やっていかないといけないんです

今から私すぐ変えていきますから
是非ご協力ください

最後にひとつだけ
なんでこういう街になってしまったのか

それはですね
政治が壊れかけてきているからなんですよ

今までの市長
みなさんご存知ですか
今までの市長多分ご存知でしょ
有名人です

ただ皆さん
今の市長と直接お話したことありますか?
で直接会って意見伝えたことありますか?

ほとんどの方ないと思いますよ
ここにいる方一人もいないと私断言できます

それだけ自分ひとりで
独占的に一人の判断だけで
決めてきた
だから
この街おかしくなってきてるんです

私はそれを変えますから
まずは今日は街頭演説ですけど
月に最低1回は
皆さんの意見を聞く対話集会

これ開いていきます
で皆さんの声をしっかり頂いて
それを市政に反映していく
これはもちろん当たり前のことだと
私も思ってますからやっていきますよ

でもう一つは
福岡市は今1兆円ぐらいの予算があります
この予算を皆さんと一緒に考えていく
むしろ皆さんに考えていただく
というほうが正確かもしれません

例えばこの天神地区のまちづくり
皆さんのお住まいの地域のまちづくり
様々な課題があるでしょう

それを皆さんの手で予算を作って
皆さんがその事業を担ってもらって
実際に皆さんの手で
この街を良くしてもらうんですよ

それが私は市民参加のまちづくりと思うんです

これは多分他の街でも実現できてないと思います
けれども私これ福岡で新しい
新しい仕組み入れていきますから

今この福岡市は12年間で
是非思い出してください
暮らしが街が政治が壊れかけているんです

だからそれを皆さんの手に取り戻して
皆さんと一緒にそれを修復していく

それだけじゃない
これの先にあるのが福岡の新しい時代です
福岡の新時代を皆さんと一緒に開いていく
これが私のメッセージです

ただこの新時代
具体的にどんな時代なのか
どんな姿が待っているのかというのは
私もよくわかりません

それはなぜか

皆さんが
この福岡市の未来は
皆さんが作っていくからですよ

ただひとつだけ言えることは
皆さんそれぞれが思い描く
将来にわたって安心して暮らせる街
子供の笑顔が絶えない街
ささやかだけど自分の夢を追い求めて
それが実現できる街

そうやって
その先にあるのは
一人一人が笑って
いつまでも安心する
安心できて暮らせる社会です
福岡です

これをみんなで作っていきましょうよ
そのためには
この福岡市長選挙で
私勝たなければなりません
是非皆さんお力お貸しください

今の現職市長は強大で
そして超えるべき壁は高くて分厚い
だけどね皆さん
私これまで七日間
全市広く訴えてきましたけど

今の市政に対する不満は
皆さんが思う以上に大きいですよ
将来に対する不安も
皆さんが考える以上に大きいですから

どうか皆さん
今回の市長選挙で変えられる
田中しんすけに託したら変えられる

そう強く強く信じて
明日からも私のこの思いを広げてください

皆さんと一緒に
そして皆さんの力で
この福岡市を変えていきましょう

そのためのお力
後七日間
この選挙戦をかけ抜ける力を
私に与えてください

そんなことを最後にお願い申し上げて
本日この天神ソラリアステージ前での
訴えに変えさせていただきます

足を止めての最後までのご清聴
本当にありがとうございました


【転載連載】7日目~市長選も折り返し~「ひと」を大切にする市政を~

【市長選も折り返し~「ひと」を大切にする市政を~】
選挙選7日目は折り返し地点。
相変わらずの好天に恵まれた今日は中央区を中心に遊説して、投票を呼びかけました。
明日13日に3年ぶりに開催される福岡マラソンを前に、市外からも大勢のランナーが訪れているためか、いつもの週末に増してまちは賑やかでした。
参加される全てのランナーに心からのエールを送りつつ、私もいま出走している市長選レースを制するために、最後まで走り抜きたいと思います。
さて、きょうは「ひと」を大切にする市政への転換について、私の考えを述べます。
いまの市政では「都市の成長と生活の質の向上の好循環」というフレーズを繰り返してきました。
経済成長をした結果として得られた果実を市民生活に向けるという発想は、いわゆるトリクルダウン理論なのだろうと思いますが、実際には多くの市民には「まちが成長している」「元気だ」ということを実感を伴っていません。
なぜなら、自身の生活が上向いていないからです。
一人当たり市民所得は、過去10年ほぼ横ばいです。
アベノミクス以降の緩和政策は、株式などの資産を持つ人や企業の収益にとって大きな恩恵をもたらしました。
この間、福岡市でも雇用者所得など伸びた指標はありますが、全人口の平均で見れば所得は増えていないというのが現実です。
コロナ禍の影響や昨今の物価高もあって、生活は以前より苦しくなったと感じている市民も少なくないと思っています。
私は、現在のようなトリクルダウン理論とは逆サイクルの発想に立った市政運営への転換を目指しています。
都市の成長よりも生活の質の向上を優先する「ボトムアップ」の市政へ。家庭や事業者のみなさんの手元に「自由に使えるお金」を増やすことで、結果的に一人ひとりが成長と豊かさを実感できる経済をめざします。
まずは子どもを持つ生活困窮世帯などへの徹底した支援からはじめていきます。
所得の高くない世帯の家計に、自由に使えるお金ができるだけ多く残るように、さまざまな公共料金や市税の減免などを通じて支援します。
そして、「ひと」を大切にする市政のテーマの1つとして今日特に触れておきたいのが、「障がいを持つ子を育てる家庭」のこと、そして「障がいを持って生活される方々」のことです。
市議会議員としての15年余りの間、あるいは今回の選挙に挑むにあたって、特定の障がいを持つ子の保護者の会、障がい者の就労支援に取り組む企業や団体など、さまざまな当事者からお話を聞いてきました。
保護者の皆さんが等しく心配されていることは、親なきあとの我が子の将来です。どこに住むのか、誰が手助けをしてくれるのか…心配は尽きることがありません。
障害者年金などの公的な支援をもとに、必要な生活介助や見守りを受けながら生活できるグループホームを増やしてほしいという声は極めて切実です。
これら、社会にとって必要な資本の整備には、しっかりと対応していきます。
また、コロナ禍で経済が大きく混乱した影響を受けて、障がいを持った人たちの雇用は大きく傷み、まだ十分に回復されていません。
選挙選4日目のふり返りではシニア層の活躍について考えを述べましたが、障がいを持った人たちにも同じように、就労に役立つスキルを身につけてもらえるような機会を増やしていきます。
さらには障がいを持つ人たちを積極的に雇用する企業に対して、更なるインセンティブを付与することなどの活躍促進策を展開したいと思います。
ひとを大切にする市政は、今よりも間違いなくみんなに優しい市政です。
この市長選レースをなんとか制して、市政の進め方を大きく転換したいと思います。
日が暮れてから天気が少し崩れました。
明日の天気がちょっと心配ですが…福岡マラソンに出走される全てのランナーの健闘と完走を祈ります!
田中しんすけ

【転載連載】6日目の選挙戦を終えて~「まち」よりも「ひと」へ~

【6日目の選挙戦を終えて~「まち」よりも「ひと」へ~】
選挙選はいよいよ中盤に。
6日目のスタートは中洲川端駅での朝のご挨拶から。今朝は私の公約が掲載された選挙広報を持って、古くからの友人がわざわざ激励に駆けつけてくれました。
ビルの群れで形成される「まち」よりも、そこに暮らす「ひと」を大切にする私の政策への支持を熱っぽく語ってくれて、力と勇気が湧いてきました。
選挙カーでの遊説は、中央区や博多区の都心部を中心に回りました。
天神ビッグバンや博多コネクティドといったビルの建て替え促進策の恩恵もあって、まちの景観は大きく変わり始めました。
この開発促進策を今後どうするかは、まちの将来の明暗を大きく分けると考えています。
今回の市長選の最大の争点の一つです。
地価公示の過去数年間の傾向を見ると、福岡市の中心部の地価はずっと上がり続けてきました。
地価が上がり、大きなオフィスビルが建てば、固定資産税の収入は増えます。
今回の市長選では、固定資産税の増収を福祉施策など市民生活のために振り向けるといった主張が他の陣営から聞かれているようですが、私は「そう単純な話ではない」と考えています。
天神地区の地価の動向を地価公示から読み取ると、ここ2年ほどは既に頭打ちです。
コロナ禍の影響で人々の働き方にも大きな変化がある中で、今後中心部のオフィス需要がどうなっていくのかということの先行きが見えないことが、大きな要因ではないでしょうか。
福岡市中心部のオフィスの平均空室率は現状でも5パーセントを超えていますが、天神ビッグバンによるビルの建て替えラッシュは、まだまだこれからです。
先日、ある業界誌に築年数ごとの平均空室率が掲載されているのが目にとまったのですが、築年数が新しいビルほど、明らかに空室率が高い傾向にありました。
私が恐れるのは、新築物件に多くの空室がある現状で新たなオフィスが供給され、新築物件同士で賃料の値下げ競争が起きたときにどうなるかということです。
より新しいビルが好まれるのは当たり前のことなので、築年数の古い物件では入居者をつなぎ止めるために更なる値下げ競争をせざるを得なくなるでしょう。
こうなれば、みんなで悲惨な資産価値下落のスパイラルに陥ってしまいます。
このままの路線を継続すれば、福岡市中心部の地価や建物の評価は下落する方向にしかなりません。供給されるオフィスは普通に企業誘致をして埋められるレベルではない。
中心部から得られる固定資産税は遠からず減少に転じるのではないかと予想しています。
そうなったときに、福祉施策にかける予算も減らしていくのでしょうか?冗談でも許されない発想です。
福祉施策の維持と充実にかける財源は、毎年数十億円規模を計上する決算剰余金の活用をはじめ、市債の償還ペースを少し緩やかにするなど、確実性の高い手法でしっかりと確保していくというのが私の方針です。
「おこぼれ」で福祉をやるといった発想には決して立たないことを、ここで明言します。
その上で、中心部において活発にビルの建て替えが続くこと自体は、まちの活力の観点からも民間主導で進めて頂きたいと思いますが、オフィス供給ばかりをいたずらに増やすような今の容積緩和・高さ規制などの緩和の方向性には軌道修正を加えなければと思っています。
オフィスではなく、市民の芸術・文化活動の拠点となるようなホール機能など、市民生活の質の向上につながる機能を持たせる場合に限って、容積や高さ規制などの緩和を認めるようにしたい。
また、これに限らず、開発の促進と中心部の資産価値の維持のベストミックスという視点に立ちながら、効果的な施策について民間や学識経験者などの意見を広く聞いていきたいと思っています。
今日は天神ビッグバンを中心に、私の考えと政策について紹介させて頂いたのですが、そもそも今回の選挙選では「ひと」を大切にする市政への転換を最大の訴えにしています。
「人の暮らしの元気こそ、まちの元気だ」という信念に基づき、暮らし重視の政策を強く打ち出しながら、支持のお願いをしています。
明日はそのことについて紹介させて頂くつもりです。
6日目も多くの仲間の支えと、多くの市民の皆さまのご声援を得て、胸を張って元気よく頑張りました。
明日からもまた、応援をよろしくお願いします!
田中しんすけ

【転載連載】市長選5日目!~高齢者の生活支援政策について~

【市長選5日目!~高齢者の生活支援政策について~】
選挙戦5日目は地下鉄室見駅での朝のご挨拶からスタートしました。14日間の選挙期間を3つに分けるならば、今日までが序盤戦。その締めくくりの朝の活動でしたので、いつも以上に気合いが入りました。
選挙カーでの遊説は、城南区と早良区をまわりました。
7区のうちで最も人口が少ない城南区は、最も高齢化が進んでいる行政区でもあります。
荒江、金山、笹の台、堤、宝台、東油山などには、昭和40年代までに開発された大規模な団地がありますが、それらを回っている途中にお話をさせて頂いた方々や手を振って下さった方々の多くが、ご高齢の先輩方でした。
我が国が人口減少社会を迎えた中にあって、福岡市は相変わらず人口増加を続けていますが、年齢別に見ると最も増加しているのが、高齢者以上の人口です。
これに伴って市内では年々、単身の世帯が増えています。そして、一人暮らしの高齢者の暮らしをいかに支えるかということが、市政の大きなテーマとして浮上してきました。
その中の一つに、「高齢になってからのお出かけの交通手段をどう確保するか」という生活交通の分野があります。
福岡市は今年度から新たに、オンデマンド交通の実証実験の予算を取って、市内3つのエリアで運行することを決めています。
これは電話やウェブサイトを使って自宅近くの停留所に車両を呼び出し、目的地近くの停留所まで運んでもらうというもので、タクシーと路線バスの中間のようなサービスになります。
高齢者が自動車の運転免許証を返納しても、日常生活に困ることがないような代替交通手段の確保は、今後年を追うごとに市内のあちこちで必要になってきます。こうしたサービスについてはしっかりと拡充をはかっていきたいと思います。
また、高齢者乗車券をはじめとした市独自の福祉施策についても、しっかりと維持・拡充に向けた財源を確保します。
働き手不足がさまざまな労働分野で深刻になる昨今、元気な高齢者には働き手として活躍してもらうことも重要になっています。
これまでの仕事の経験を生かした再就職はもちろんのこと、新しいスキルを身につけるための訓練や、高齢者を積極的に雇用する事業者への支援など、さまざまな手法をとり入れて、シニア世代の活躍の幅を広げていきます。
これからいよいよ福岡市の人口構成においてシニア層が厚みを増していくことを考えると、介護も含めた社会保障や医療サービスを維持していくことは大変なチャレンジになるでしょう。
支える側に回って下さるシニアの方を増やしていくためにも、健康長寿のまちづくりの取り組みには一層の力を入れなければなりません。
私が市議会議員の15年あまり、ずっとキャッチフレーズにしていたのが「胸を張って元気よく」ですが、このアタマに「いつまでも」をつけ足して多くのシニアの皆さまと共有していきたい。
前向きに過ごせるシニアライフをもっと広げていくことを改めて決意して、5日目の選挙運動の結びとします。
田中しんすけ

【転載連載】4日目 地元を中心に活動!~ふるさととしての福岡~

【地元を中心に活動!~ふるさととしての福岡~】
選挙戦4日目は、高宮駅での朝のご挨拶からスタートしました。
西高宮小学校の卒業生であり、市議会議員としては平尾のまちを拠点に15年余り活動させて頂いた私にとって、高宮駅界隈はずっと愛着を持ってきたホームタウンです。
今朝も仲間の皆さんにお手伝いを頂きながら、当初予定していたよりもかなり多い枚数の政策ビラを、通勤・通学途中の方々に受け取って頂くことができました。少しずつですが、市長選挙に対する関心が高まってきているという手応えを感じています。
午後の六本松の街頭演説時にも、政策を読んで頂いたという方からのご質問やご意見をいただきましたが、その中には高校生も数名。18、19の学生さんが将来の政治について関心を持ってくれることは本当に嬉しいことです。私も全力で質問に答えさせていただきました。
選挙カーでの活動は、南区・中央区をじっくりと回らせて頂きました。
仲間とともに必死に政策を訴え、田中しんすけへの投票をお願いして回っている中ではありますが、ふとした瞬間に目にするあの道やこの街並み、あの丘やこの公園で、幼少の頃からの色んな思い出がよみがえってくることがあります。
私が今まさに市長候補のタスキをかけて戦っていること、16年前にサラリーマンを辞めて市議選に挑戦したことの最大の動機、原動力が一体何なのかを突き詰めて考えれば、それは「ふるさとのまちを大切に思う気持ち」以外の何ものでもありません。
このまちのためなら何だってできる、いくらでも頑張れる。そんな思いで働いてくることができたというのが、私自身の「原体験」です。
だからこそ最近は「ふるさとがあること」がいかに人にとって大切であるかということに、思いを致すようになりました。
私は1人でも多くの市民が誇りに思うことができるまち、もっと好きになれるまちを、皆さんと一緒に作っていきたい。
このまちのあちこちが、子どもたちの素晴らしい思い出であふれかえってしまうように、幼な子たちを大切に包んでいきたいと思っています。
ところが、コロナ禍以降の全国的な傾向として、最近はいじめや不登校の児童生徒が急増し、若者の自殺だけでなく家庭における虐待の件数も増えています。強い危機感を持ちながら深く心を痛めているところです。
原因の究明と適宜適切な対策が急務ですが、これらの問題の芽が小さいうちに学校がもっと対応できるように、手厚い人員配置をすることも急がねばなりません。
教科ごとの専任教諭を増やし、学級担任は子どもへの目配り・心配りにより注力していく方向性で進めていきたいと考えています。
また、あらゆる差別をなくす努力、福岡市を非核平和宣言都市にすることなども今回の公約に掲げていますが、これらのことも、福岡市をもっと多くの市民に誇りに思ってもらいたいという気持ちの現れに他なりません。
新時代のドアの向こうには、もっとみんなが好きになれる福岡のまちがある。私はそう信じて市長選を戦っています。
ただ、私が信じているだけではドアは開きません。分厚く重い扉をこじあける力を持っているのは、一人ひとりの市民の皆さんです。
私、田中しんすけへのご支持・ご支援、ご家族やご友人などへの投票の呼びかけを、改めて心からお願い申し上げて、選挙戦4日目の振り返りのまとめとします。
田中しんすけ