―2022年福岡市長選の結果をうけて―
2022年11月21日
これまで皆様方におかれましては、福岡市長選挙に向けて、「福岡市から政治をかえる会」(「かえる会」)に様々な形でのご支援を賜りありがとうございました。
残念な結果には終わりましたが、朝日新聞では、「「国政では野党共闘の動きが低調な中で、福岡市において、立憲、国民、社民の推薦を得たほか、共産からも支持を受けるなど、事実上の野党共闘を築いたことは一つの実績を作ったといえる。ただ、共闘が十分に機能するだけの選挙態勢を整えるには時間が足りなかった」という一定の評価が与えられています。
「かえる会」としての詳細な総括は今後慎重に進めてまいりますが、政策的充実を含め、「かえる会」内外の「関係」の深化という点でも、大きな前進が勝ち取れたと感じられますし、これは必ずや「次」の宝となるでしょう。
本日11月21日西日本新聞の報道によりますと、高島市長は、地下鉄七隈線の空港までの延伸という数百億円かかるとされる事業計画を構想しているようですが、このような大事業は選挙公約の一つとして市民に提示して賛否を問うべきではないでしょうか。
この問題に限らず、高島市長は「カジノ誘致構想」や「九大跡地再開発構想」などの大事業についての市民団体からの公開質問状に誠実に回答していません。市民が政治にかかわる最も大切な機会である選挙では、現職であった市長は自らの職務に関し、有権者に誠実に向き合うべきだと思います。
私ども「かえる会」は、引き続き、福岡市において、「市民の、市民による、市民のための」政治を実現するために奮闘していく所存ですので、何卒今後ともご理解・ご支援のほどをよろしくお願いいたします。
(「福岡市から政治をかえる会」世話人会一同)