1. 大企業中心の大型開発を市民中心で見直します。

(1)天神ビックバンの見直しを行います。
現在都心中心に数棟の建設工事が進んでおり、最大70 棟とも言われている建て替え・新規建設事業は、道半ばで、見直しが可能です。円安の進展などによる国の財政・金融危機の到来が予測されます。早い段階での見直しが必要です。
気候正義の立場から温室効果ガス(CO2 など)排出量を減らすためにも、見直しが必要です。オフィスの空きが多くなる可能性があります。天神地区の開発の質の転換が必要です。
企業のオフィス中心ではなく、子ども・若者、障がい者、高齢者、家族・友人などが多く集える街づくりを進め、同時に消費を活性化させます。
都心部の空きオフィスを活用し、コモンズ(公共財、コモンスペース)を増やします。図書館、マンガ図書館、劇場、コンサートホール、幼児・小学生などが遊べる空間、e-スポーツ空間、異世代が交流する空間、各種イベントなどを行う空間などを、コモンズとして設置します。なお、図書館・マンガ図書館は、寄贈・遺贈中心に収集し、スタッフは、専門職も含め、正規公務員として雇用します。

(2)大型マンションなど、乱開発を規制します。
マンション建設の規制が緩和されていますが、見直します。
過大規模校問題(31 クラス以上の公立小・中学校、2022 年現在:小学校23校・全体の16%、中学校5校・全体の7%)が発生しています。マンションの建設規制では、校区問題に配慮します。

(3)市内各所の公園で、樹木伐採の工事が進んでいますが、見直しをします。
人々が憩い交流する場を確保するとともに、緑の多い街づくりをします。
気候正義の立場から温室効果ガス(CO2 など)排出量を減らすためにも、緑化の保存は大切です。

(4)海の中道海浜公園(国有地)におけるIR(カジノ)事業に反対します。
カジノなどのギャンブル依存症が増えることが予想されます。人工島・海の中道・志賀島一帯の住環境・自然が破壊される可能性があります。
海の中道海浜公園(国有地)で、環境破壊することなく、食と農を一体とするテーマパークなど、新規事業の提案をします。

(5)九大箱崎キャンパスの跡地については、情報を徹底的に市民に公開し、公共の利活用を最優先し、市民の大多数が納得できるプランを策定・実施します。
◎防災機能を備えた広い公園をつくります。
◎教育文化活動施設を建設します。
◎元寇防塁を可視化し保存します。
◎九大総合研究博物館を活用します。
◎住宅戸数などを適正な規模に規制するとともに、小・中学校の計画的な建設と用地確保をします。

(6)学校・体育館・公民館など、老朽化が進んでいる建物の建て替え・修繕を進めます。特に、アスベスト建材が使われている建物があります。早急に対応します。

(7)障がい者・高齢者・子育て中の人など、すべての人が安心して歩行・移動できる、優しい街づくりをめざします。
◎車でなく、公共交通機関を使って来訪する街に変えるために、バス・地下鉄の安くて使い勝手の良いチケット(例:ドイツの9ユーロチケット。月9ユーロ=1300 円だけ払うと地下鉄などが乗り放題)を設定します。
◎市が責任をもつ、地域のコミュニティバス・タクシーなども充実させます。


1.大企業中心から市民中心へ
2.市民の生活を底上げし、元気な街へ
3.ジェンダー平等の市政へ
4.出産・育児をサポート
5.気候変動対策を積極的に
6.コロナ・感染症対策を
7.福岡から非核平和地域を
8.市民の意見交換の場を


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